ありし日のシリア
テレビでニュースやらワイドショーを見て、新聞を読んでいる人の多くは
シリアでの惨状をこう考えていることでしょう。
・独裁者アサドが市民を殺戮
・反政府軍を弾圧するために殺戮兵器を使用
アサド(バッシャール・アサド)氏の人となりを知ると、巷間の悪しき評判に疑いを持つことでしょう。
ダマスカス大学の医学部を卒業し、ロンドンに留学し眼科医として研修し、欧米流の人権思想を学んだバッシャール・アサド氏。
数奇なめぐり合わせで大統領に就任したが、生来の温厚な性格から、従来の腐敗政治を一掃する改革を行ったのでした。
彼は9-11生まれで、7-17就任。
この2つの数字は、悪魔と神の狭間にある象徴と言えます。
理想政治を実現しようとする彼に何が待ち構えていたのか・・・・。
CIA工作を暴いた珠玉の映画『シリアナ』を観ると、シビアな現実を思い知ります。
シリアの内戦で市民への無差別爆撃があったとして、犠牲者の映像が流されます。
注意深く見ると、救出される女児がいつも同じである謎に気づきます。
日本では電通がと言われていますが、世界でもこういうビジネスを請け負う広告会社があります。
劇団員を雇って、印象操作を行っています。
第二次世界大戦でも工作と虚偽情報でアメリカ国民を戦争に駆り立てたのでした。
湾岸戦争時のナイラ証言もそう、石油まみれの水鳥もそうやって、世界を騙すのに使われました。
情報戦も含めての「戦争」なのです。
良い子は騙されないことです。
真実を見抜く目を養いましょう。
一旦離れます(右手のピックアップトラック)
コレを最後のコマから動画で世界に拡散して、悲惨な空爆現場で倒れこむ多数の犠牲者たちと「すりこみ」を行うことができます。
大多数がコロっと騙されます。
コレで世界は凄惨な殺戮を行うアサドを憎むように、洗脳できます。
映画『シリアナ』をぜひ観てくださいネ。
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