鳥のオリンピック

トリノオリンピックと聞いていた子どもが「鳥ばかりじゃなくて、犬のオリンピックはないの?」とお母さんに訊いたんだとか。
始まってしまいましたね〜、オリンピック。
今年こそオリンピックのテレビ中継は見ないぞと思っていたのに、まんまとテレビ観戦。
あ〜、時間の無駄だな〜。
それがそれが、いざ見てしまうと何だか面白い。と、正当化・・・。
日本はさっぱりメダルが取れませんね。
これってきっと重要なことなんだろうなぁ、と考えてます。
メダルを取らないってことがね。
20世紀は競争がもてはやされた時代。
相手を打ち負かして、自分が勝利することが美徳だった。
21世紀は調和の時代でしょ!
自分が勝とうが負けようが関係なく、相手を評価することが大事。
たとえば自分が4位になってメダルを取りそこねたら金銀銅の上位3人は憎いの?
オリンピックでは最高峰のスポーツパフォーマンスを見ることができる。
僕たちは観戦して、スポーツの美学に圧倒される。
気楽にスポーツの祭典として、コンクールとして楽しむことができる。
4位だからといってパフォーマンスが劣っているとは思わない。
同じくアスリートたちも、仲間たちのパフォーマンスを讃えることだろう。
スキーの原田選手にメダルを期待していた人たちはあの失格事件でズッコケまくったのだ。
これはあれだ。「メダル獲得ばかりに血眼にならずに、パフォーマンスを純粋に楽しんでくれたまえ」と神様がちょっとしたイタズラをしたんだろう、きっと。
平成18年。18は6+6+6で6が3つでミロク。
ミロクは調和の象徴。神様が人間たちに調和を気付かせようとあれこれと仕組んでいるんだと思う。
トリノは逆さに読むとノリト。祝詞になるんだから。