野生動物あっぱれ

goro3582005-01-10

これは驚いた。

津波受けたスリランカの国立公園、動物の死がい見つからず」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041229-00000998-reu-int

スマトラ島沖地震に伴う津波の被害を受けたスリランカ南東部のヤラ国立公園では、野生動物の死がいが発見されておらず、関係者を驚かせている。
 同国最大の鳥獣保護区である同国立公園には、ヒョウや数百頭の野生のゾウが生息しており、今回の津波では、沿岸から3キロ内の公園が洪水状態になった。
 ところが奇妙なことに、ゾウはおろか、野ウサギの死がいもまだ発見されていない。
 政府の野生動物保護の担当官は、「動物には天災を感知する能力があり、第六感で異変が起きる時を知るのだろう」とコメントしている。
 ヤラ国立公園では、日本人を含む少なくとも40人の観光客が被災した。

当たり前だ、とも言えるが、15万人を超える犠牲者を生んだことと照らし合わせると改めて動物の第六感の素晴らしさを思い知らされる。
津波が押し寄せる映像をいくつか見たが、不気味さはあっても意外にも恐怖感はさほど感じなかった。(映像で見ている分にはそんなものかもしれないが)
じわじわと海水がやってきて、徐々に壁や車が流されてきて、気がつくとそれらに巻き込まれてもろとも水に飲まれてしまったようだ。
野生動物たちは的確に危険を察知したのだろう。
わが国の気象庁は自然現象からの災害予知を排除した。
そして、「科学的」な観測のために年間予算6000億円をつぎ込んでいる。
いつの日にか立派に「地震予知」をしてもらいたいものだ。
もうひとつ


「ゾウが津波察知?旅行客の命救う」
 ゾウが津波を事前察知、観光客の命救う−。スマトラ沖地震津波が起きた昨年12月26日、被災地になったタイ南部の海岸にいた観光用のゾウが、津波の来襲する前に近くの丘に向け“疾走”、背中に乗せていた外国人観光客約10人の命を救っていたことが2日、分かった。
 ロイター通信によると、甚大な被害を受けたタイ南部カオラックで飼われていたゾウ8頭は、スマトラ沖で地震が起きたころ、突然鳴き始めた。すぐ静かになったが約1時間後、再び鳴き、客を乗せていた複数のゾウが突然丘に向かってダッシュ。客なしのゾウもつながれていた鎖を引きちぎって後に続いた。
 当時、ビーチには外国人観光客ら少なくとも3800人がいたが、逃げ遅れ、津波にのみ込まれたという。(共同)
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050102-0026.html

これにあやかって気「象」庁にするか。