いまさらな日本語

goro3582005-01-14

日本語は難しいと思う。
世界中各言語の人もわが言語こそ難しいと言うかもしれないが、その場合は何言ってるか分からないことにする。
・先日、「もも」ことパートナーが〜「雰囲気」って漢字に変換できない〜と言ってきた。
聞くと予想通り「ふいんき」と入力していた。
口語では「ふいんき」と発音した方が「ふんいき」よりもむしろ通じるハズだ。
ま、そんなことよりも普段から漢字で考えていたらすぐに分かりそうなものだけど。
・面白い失敗談を聞いたことがある。
〜ある時、玄関先にいたところ老人に道をたずねられた。近所の建物だったのでわけもなく案内できた。「あの角を左に曲がって100メートルくらい先になりますけど」と教えてあげた。すると老人の表情が急に険しくなって「けど、なんだ?何が問題なんだ!?」と怒りモードになってしまった。〜
確かに「〜けど」なんて逆接助詞を付けられると、反対の意味の言葉が続くような気がして緊張する。僕なんかメルヘンなバンビくらい素直だから、「その100メートルにとんでもない落とし穴が待っていて、生半可では目的地にたどり着けないだろうということをほのめかしているのだな」とかいろいろ思いめぐらせてしまいそうだ。やれやれ。
・最近では「全然大丈夫」なんてフシギな表現がまかり通っている。初めて聞いた時は衝撃的だった。本来「全然〜ない」の形で否定形が続くはずのに肯定的表現が来た。しばし思考が停止したのを覚えている。
・「ちょっと」は矛盾した使い方をする言葉だ。
「ちょっと押してください」なら、わずかに押せばイイ。それが「ちょっと分からない」の場合は、わずかに分かっていないから大体は分かっているのだろうと思うが(僕だけ?)実は全然分かっちゃいないのだ。「ちょっと困りますぅ」と言われれば、わずかな迷惑かと思えばさにあらず、それは相当迷惑をかけている事態なのだ。こんな用法を外国人にどう教えるのか、考えると虫唾が走る。
・川も名称によって「〜かわ」になったり「〜がわ」になったりする。「白川」や「大川」なら「かわ」と読み、「釧路川」や「十勝川」なら「がわ」になる。あれ?こうやって入力変換がスムースにいくということはちゃんと法則があって対処できているのかな?う〜ん、面倒だから考えないことにしよう。
・あとこうして日記を書き込むようになって毎度頭が混乱するのが「続く」のつづりだ。
「つずく」と打って「津ずく」になってしまい、あわてて「つづく」に直そうとしてまたワケがわからなくなる。面倒くさいんだよなぁ。
・漢字変換では面白いネタがたくさんある。ロドリゲスという名前を変換したら「路鳥下種」になったり、「委託内容」が「痛くないよう」になったりする。御堅い職場でOLさんがくそまじめな文書を入力している時にこんなアホ変換が登場したら噴き出してしまうだろうな(^^;)
注:右上写真はアメリカンジョーク
   アメリカンには漢字っぽく見えるから、しばしう〜むと考えさせて実は右倒しで読むとおちょくった英文だというヤツね。