お笑い学会の昇先生

goro3582005-02-08

昨日(2月7日)帯広で昇 幹夫(のぼりみきお)さんの講演会があった。
昇 幹夫さんのプロフィール

1947年 鹿児島生まれ。九州大学医学部卒業後、麻酔科、産婦人科の専門医として82年より 大阪在住。
高校卒業30周年 同期会で200人のうち8人の死(4人は医師)という事実にショックを受け、平成11年に 年間1000名の出産を取り扱う病院を退職。 生誕半世紀を振り返り、50代は過労死寸前の働き方をあらためることにした。
現在、大阪市産婦人科診療もしながら、「日本笑い学会」副会長(「笑いと健康」の部門を担当)として 笑いの医学的効用を研究。 前向きな楽しい極楽トンボの生き方が、高齢化社会をダイヤモンドエイジにする 長生きの秘訣と説き、現在は「元気で長生き研究所」所長として 全国を講演活動中の自称『健康法師』。

小林正観さんや辻麻里子さんの講演会を企画する人たちから昇さんのことを紹介されてワクワクして聴きに行った。
珍しい名字で、これは何と読むでしょう?「一」
答えは「にのまえ」。2の前だからなんだと。
では、「十」は?
答えは「つなし」。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ここのつ、と行って10でつが付かなくなるから。
そこから「子供の味覚はつなしまで」という格言を紹介してくれた。人間の正常な味覚を育むためには10才まで、食物素材の本来の味を大事にするべきだということ。それまではマヨネーズ、ケチャップ、ソースの味に慣れさせてはいけない。それを逆手にとったのが日本マクドナルド藤田田だった。
「今の大人にハンバーガーは売れないかもしれないが、9才の子供の味覚に訴えると、彼らが大人になった時にきっと子供に食べさせたいと思うようになる。」
なるほど・・・。昇さんの講演はそんなおもしろ話から、マクロビオティックの内容に流れ込んで行った。可笑しくて涙を流してはウンウンと深く頷かされてあっという間の2時間だった。
こんなにイイ話をする人がいたなんて、と新鮮に感動した。みんなに聴いてもらいたいと強く思った。
昇さんのホームページ↓
http://homepage2.nifty.com/smilenobori/index.htm