畑仕事@弟子屈

とうきび・待ち遠しい!

弟子屈の奥春別に僕の畑がある。もう6年前に買った土地だ。
無農薬農法を試したかったのだ。あの頃の僕は元気もりもりで、露天風呂に入りたいと思えば寝る時間が無くなっても深夜のロングドライブに出かけていた。弟子屈まで70キロあっても1時間ちょっとくらい、屁でもないという勢いだった。
そんな僕も落ち着いてきたのか、くたびれてきたのか、弟子屈に行くのが億劫(おっくう)に感じて、かつては月に4、5回行っていたのが、最近は月に1、2回程度になってしまった。もう少し釧路に近い、阿寒町鶴居村の土地にするんだった、と後悔も・・・。
無農薬農法に加えて、無肥料農法、そして無除草農法を目指していた。究極は福岡さんが提唱する無耕起農法だ。
自称ナチュラリストの僕は福岡さんを見習って、と思うのだが、現実は厳しい。
去年はカボチャが低温と肥料不足で全滅してしまった。キャベツは虫に食われてしまい、収穫できたといえば大根と人参くらいなもの。
無農薬はイイが、無収穫農法になりつつあるのだ(汗;)
例年は5月の連休に畑起こしをして種をまく。しかし今年は連休後にも雪が降り、気温が上がらず、なんとこの5月末、29日にやっと畑起こしになった。
豆と人参、もちきびは種からやっと芽出しの状態なので、今日は畑にジャガイモと大根だけ植えてきた。
今の時代に二宮尊徳(金次郎)さんが生きていたら、不順な天候から察して「今年は飢饉が来るぞ〜!」と大騒ぎしているんではなかろうか。今年は一層、冷害が心配だ。
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●今日のトーマス
  雑穀をあげている。突っつきはするのだが、くちばしの使い方がおかしいのか、全然飲み込まずにほとんど散らかしているだけ。相変わらず右回りにしか動かない。
外に連れ出して飛行訓練をさせたが、上には飛べずに落ちるだけ・・・。
第一、僕やももに抱かれてじっとしているのがおかしい。
こんな調子ではすぐに天敵に襲われてしまう。野生の感覚を取り戻すまではまだ時間がかかるだろう。
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