フシギな国、日本

このまま乗りきるぞ!

ネットを見ていたらほぼヤケクソ気味の書き込みがあったので拾ってきた。

アメリカのブッシュ大統領、イギリスのブレアー首相の支持率は大きく低下している。それに対し、日本の小泉純一郎首相の支持率は低下しない。
9・11テロの背後にイラク政府が関与しているかのような情報を流し、イラク大量破壊兵器保有していると言い続け、そしてイラクで大量殺戮を始めたという点で三者に大差はない。が、小泉首相だけは国民から批判されない。多くの日本人が嘘など気にしていないようだ。
9・11テロにイラクフセイン政権が関与していたことを示す証拠はなく、大量破壊兵器を同政権が保有していなかったことは世界が認めざるをえない状況にある。が、この問題を話題にする日本人は少ない。
9・11の場合、イスラエルの情報機関が事件の前からモハメド・アッタをはじめとする「テロ容疑者」を監視していたことは早い段階から指摘されていたが、ここにきてアメリカ軍の情報機関(エイブル・デンジャー)もアッタたちを追跡していたことが明らかになっている。事件の責任はフセインよりもアメリカ政府の責任がはるかに重いと言うべきだろう。が、こうした問題を話題にする日本人は少ない。
7月7日にロンドンで起こった連続爆破事件も事前にイギリスの情報機関や警察は察知していた。事件直前にイスラエル大使館はロンドン警視庁からテロの警告を受けた、あるいはイスラム教の関係者からは2年前に不審者に関する情報がイギリスの当局へ伝えられ、今年初めにはサウジ・アラビア政府からテロ計画に関する情報が伝えられたと報道されている。フランスの内務大臣は、イギリス当局が逮捕していたテロ容疑者を釈放したとも言っている。が、こうした問題を話題にする日本人は少ない。
ロンドンで爆破事件が起こった直後、アメリカのフォックス・テレビの番組でホスト役の人物たちは事件を歓迎するような発言をした。地球温暖化やアフリカ支援問題ではなく、テロリズムこそが最優先テーマだということをG8は知るべきだと発言したのだ。ちなみに、フォックス・テレビがネオコンの応援団だということは有名な話。もっとも、日本のテレビ局ほどではないが。
そのテレビ局の支援を受けているのが小泉政権。1990年代から続く「超低金利政策」で日本の銀行は助かったが、資金のアメリカへの流出を招いた。資金をアメリカへ流したのは勿論、銀行。そして経済的に破綻しているアメリカを支えてきた。それもすでに限界。あとは郵貯、ということで小泉首相は必死である。

そうそう、日本国民は事象を秩序立てて考えることはしないのだw
テレビ朝日報道ステーションで、解説者が今回の選挙分析をしたり顔でしゃべっていた。
「今回の選挙では、無党派層の大半がいざ投票所に行くと、自民党候補の名を書き、自民党に丸を付け、自民党支持者になったのです。彼らは三ヶ月もしない内にまた無党派層に戻ります。」
こ、こ、これは、アレじゃないのか!?