アメリカにはナメられっぱなし

話が通じないワケだ

アメリカからライス国務長官やらがやってきて、アメリカ産牛肉の輸入解禁を迫られて・・・。
衆議院選挙はナゼか自民党圧勝。その勢いで牛肉輸入再開!12・12

政府は12日、牛海綿状脳症(BSE)の発生で停止している米国・カナダ産牛肉について、輸入再開を正式決定した。農水省がBSE対策本部を開き、再開を決めるなど同省と厚生労働省が必要な手続きを終了。米国産牛肉の解禁は約2年ぶりとなる。禁輸以前には日本の輸入牛肉市場の約4割を占めオーストラリアに次ぐ供給国だった米国から、年内にも輸入が再開される。
 禁輸解除の対象はBSEの危険性を抑えるため、生後20カ月以下で、病原体がたまりやすい脳などの特定危険部位を除去した牛の肉に限定。
 米国は日本向けに輸出できる食肉処理施設の認定などに着手する見込みで、早ければ年内にも輸入牛肉が日本の消費者に届くことになる。ただ月齢条件などがあり供給量が限られるため、牛丼に使われるばら肉、牛タンなど、部位によっては品不足が続きそう。
共同通信) - 12月12日

さて再開したのも、つかの間・・・。
米国産牛肉、危険部位混入 業者を輸出停止処分

農務長官 再発防止策、早急に
 【ワシントン=気仙英郎】ジョハンズ米農務長官は二十日、日本に輸出された米国産牛肉にBSE(牛海綿状脳症狂牛病)の病原体がたまりやすい特定危険部位の脊柱(せきちゅう)が混入していた問題で緊急記者会見し、緊急措置として、今回の危険部位を出荷した施設に対し、輸出停止の処分を科したことを明らかにした。また、その施設を検査した係官も処分対象とする方針を示した。
 長官は会見で、「容認できない失敗だ」と遺憾の意を表明。そのうえで、「われわれは日本の当局者と協力して、速やかかつ確実に行動する」として再発防止に向けた対策を早急に実施する考えを示した。今後、日本向けの輸出対象施設に対して再点検を実施。検査にあたっては、係官を二人以上配置するという。
 今回の問題について、すでに加藤良三駐米大使に対し、事情説明を行っているが、さらに日本の当局者との連携を強めるため、農務省の担当者を日本に派遣した。また、日本に続いて米国産牛肉の輸入再開を決めている韓国やシンガポールなどに対してもBSEの対策強化を連絡し、理解を求めていく。
 一方、問題の牛肉を出荷した食肉処理業者アトランティック・ビール・アンド・ラム(ニューヨーク州)は二十日、「輸出の要件を間違って解釈した単純なミスだった」との声明を発表した。
 同社によれば、問題の牛肉は生後四カ月半未満の骨付き肉という。ただ、同社の食肉は「米国市場で幅広く消費者に受け入れられている」として安全性に問題がないことも強調した。
産経新聞) - 1月21日

面白いなぁ。「単純なミス」。
危険部位の混入が見つかったのは生後4ヶ月半以下の子牛。
寿命が25年とされる牛の4ヶ月半は、人間に例えたら生後1年に満たない。
1歳に満たない人間乳児を「美味しい人間の肉」として加工・販売している光景は・・・・・・想像しない方がイイ。