放射性物質放出で見る数

事故後9カ月経って、こんな数値が公表された。

福島県に降った放射性セシウム積算値683万ベクレル、45都道府県合計の47倍・・・茨城県の168倍


東京電力福島第一原発の事故で大気中に放出された放射性セシウムについて、文部科学省は14日、事故後4カ月間で福島県に降った積算値は1平方メートルあたり683万ベクレルだったと発表した。
文科省は先月、宮城、福島を除く45都道府県の積算値を発表したが、最も多かった茨城県(4万801ベクレル)の168倍で、45都道府県の合計値(14万4446ベクレル)の47倍に相当する。
各地の衛生研究所などで容器にたまったちりからセシウム134と137を測定した3〜6月の積算値。
福島県は震災の影響で分析が遅れていた。測定地は第一原発のある大熊町
683万6050ベクレルのうち94%が3月に集中しており事故直後の深刻さがうかがえる。
事故前にも大気圏内核実験による降下物などがあるが、福島県の09年度の積算値は0.044ベクレル。 【朝日新聞ニュース】
http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140641.html


問題はストロンチウムプルトニウムだろう。
ウラン235も要警戒だ。


それにしても、また「168」が出てきた。
「47」もわざわざ。


1平方メートルあたり683万ベクレル、ということは、福島県全土で計算すると、9.4京ベクレル・・・・。
「94」の数も出た。


降下量マップから考えて、福島県全域、栃木県日光鬼怒川地域、群馬県山間部、茨城県北東部と南西部地域がガクガクブルブル。
しかし、人の移動、物の流通を制限していないと、被害が大きい地域が確定できなくなってしまう。
福島で居住を認めている現状。
そこで農産物生産を認めているとはコレいかに。
絶望的じゃまいか。


「買って食べて応援しよう」とは、あまりにも非道い。
「福島の復興なくして日本の復興はない」とは、数万年を要する覚悟か?