誇らしい動画・空自編

今日も日本を守る人たちが活躍している。
感謝です。
日本人の誇りです!
 ↓ は、航空自衛隊の「スクランブル」の動画。



 ↓ は、飛行機墜落事故の真相をえぐったニュース。
   情報を知らされない人は、浅ましい「反応」に終始することだろう。
   心ある人は、情報を隠すことをせずに、知らせてくれる。

彼らは自分だけ助かろうとはしなかった
國民新聞平成21年6月25日発行より]


10年前、私たちが尊ぶべきサムライが逝った。
平成11年11月22日、航空自衛隊パイロット2名が、埼玉県狭山市の河川敷に墜落、殉職した。
エンジントラブルを察知し、あらゆる手を尽くしたが、もはや脱出しかない、と判断を迫られた瞬間、彼らの眼下には民家が広がっていた。見知った飛行コースである。
自分の生命が助かったとしても、それとひきかえに市街地はどのような惨事となるか。
「ベールアウト(緊急脱出)!」
管制塔に脱出を宣言してからも、彼らは脱出することなく、コントロールのきかない機体を人のいない河川敷までどうにか運んだ。
だが、エンジンの止まった飛行機はどんどん地上に近づいていき、彼らは草むらに叩きつけられ、亡くなった。
その直前、高圧送電線を切断し、近隣都市が停電した。
世間は自衛隊を責め、防衛庁長官(当時)を詰り、空自関係者は謝罪に奔走した。
なぜ、彼らを讃えない? 
彼らには助かる選択肢もあったのだ。しかし彼らは自分だけ助かろうとはしなかった。
地上の生命・安全を守りきって、彼らは逝った。
もしこんな時代でなければ彼らは〈神〉であった。