玄米の食べ方・その1

goro3582004-08-30

「健康運動実践指導者」の資格を持っていますが、先ずは自分の健康管理から。
平成11年7月にマクロビオティックを学んで、玄米食を始めてからというもの、病院には1度しかお世話になっていない、これが自慢です。(歯医者さんには行ってますが・・・) おかげさまで病気の不安とは無縁でいます。
それまでの僕は筋肉を付けるために牛乳をガブ飲みして肉食中心で、体重は重い時で75キロありました。(21歳の時に盲腸になったのも今振り返ると肉食が過ぎたのが原因だと思います)
それが、玄米食を始めて、みるみると痩せていき、半年もしない内に体重は65キロに。
その後、マクロビの指導に従ってしっかりと食事を管理したところ、なんと8日間でさらに4キロ痩せて61キロにまで落ちた。
筋力トレーニングは継続して行っていて、パフォーマンスはそれほど低下していないから、引き締まったと自分で評価しています。ちなみに現在は体重66キロ。
戦国時代の山越え行軍の様子をみると、40キロの重さもある装備で1日40キロを歩き、食事は玄米とみそと梅干しぐらいのものだったとか。それで5日も6日も歩き、壮絶な戦闘を繰り広げたとは、驚きです。当時の日本人は筋骨隆々だったというのですから、主食は玄米で良いのだと思います。
そんな魅力的な玄米ですが、活性酸素とSODの権威である丹羽靭負(にわ ゆきえ)医学博士によると、現代人の胃液には玄米を消化する十分な力(酵素)が備わっていないそうです。そのため、玄米は1口に対して100回もよく噛んで消化率30%だと言われます。僕の玄米食8日間体験コースでは、1口につき100回以上噛みました。
「噛むことは神に通ず」とはよく言ったものです。
帯広の友人のお母さんは乳ガンの手術を拒否して、玄米食を厳しく実行して見事にガンを消滅させました。
食べ物(・食べ方)が原因で病気になるケースが相当あります。その場合は「食い改める」のが最も効果的です。日本人の遺伝子を持つ人なら玄米食にかなうものはないでしょう。
先日のTV番組「スパスパ人間学」でも免疫を高める食材のナンバー1が玄米でした。
ただし、玄米は正しく食べなければ、効果がないばかりか、時に弊害を生みます。
 ・玄米を炊く水    ・玄米の炊き方    ・オーガニックの玄米であること
 ・玄米に塩を加えて炊くこと  ・副食に動物性食品(肉・卵・乳製品・魚)を避けること
 ・1口は当人の親指第一関節大の量を適量とし、50回以上噛むこと
など、気を付けなければいけないことが沢山あります。
最近「食育」が教育に加えられる動きがありますが、玄米食のイロハをぜひ盛り込んでもらいたいものです。
長くなるので今日はここまでにしますね。