ニホンザリガニ

goro3582004-09-02

釧路市の春採湖周辺でニホンザリガニ生息が確認された!
ウレシイっす。
少年時代、ザリガニな毎日を送っていた僕には大ニュース。
近所のザリガニ小川がことごとく造成されて埋め立てられて、生息環境が失われて、挙げ句に外来種ウチダザリガニが繁殖してしまい、ニホンザリガニは絶滅危惧種になってしまった。
最近僕が確認したのは、オンネトーと然別川の上流とメナシュンベツ川上流。
十勝の伏見湖にはまだ生息しているらしいというくらいだった。
それが、春採湖で!国内でも市街地にこれだけ大きい自然湖沼があることが珍しいという存在の春採湖。なんとか周辺の自然環境を保全しなければ。波動で有名な江本勝氏が7月25日を「水に感謝する日」にして、各地でイベントをやろうと提唱した時に、僕は春採湖を囲んだ人間の手つなぎの輪をやりたいと思いました。が、周囲4.7kmともなると、人間が2600人以上必要。これだけのひとたちに参加を呼び掛けるためには、それはそれは途方もなく大変。
春採湖をなんとかしよう、という課題はまたしっかり腰をすえて考えなければいけない。
ザリガニに話を戻すと、僕が魅せられた理由に、幼生がそのままザリガニの形だというのがある。
エビ・カニ類はゾエア幼生で生まれるのが普通で、変なカタチに変態して、やがて成体になるのが、ザリガニは卵から、超ミニミニのザリガニが孵化する。これがまたカワイくてしようがない。
子供の頃、僕は原っぱで野草のコロニーにバッタやらコガネ虫をたくさん放して観察するのが大好きだった。盆栽のような、凝縮した自然に興味があったようだ。(繊細だったんだよなぁ)
植物の矮小化したものや、小さい虫に神秘的なものを感じた。
後にフラクタル構造がコンピューターでシミュレーションされた映像を目にした時は、感動の余り気絶しそうだったのを覚えている。
というワケで、ニホンザリガニの生息環境を保全していくために、できることをやっていきたいのである。