紅葉最高潮

goro3582004-10-12

先週、山歩きをした時から1週間経って見違えるくらい紅葉が一気に進んで鮮やかになった。
毎年のことなのだが、紅葉の美しさには息を飲んでしまう。
紅葉のメカニズムにも感心させられる。老廃物を排泄して、水分を減らして冬に備える。その老廃物が人間の目には実に美しく映るのだから、ありがたい。老廃物なんて聞くと汚らしく目に映るやもしれないものが、そうではない。黄色に橙色、赤、茶色、そして緑が残っている部分とのグラデーションまでもがキレイだ。カツラの木が紅葉する時は甘い香りが漂ってなんともたまらない。
自然界はこんなに人間にイイものを見せてくれるのかと感動した。
夕焼けも刻々と色を変化させていく様子がドラマチックだ。じっと夕焼けを見ているとそこに音楽を感じる時もある。
神は素晴らしいセンスで自然を用意してくれたものだ。こういう自然を美しく感じ取ることができるように人間を条件付けてくれたのだろうか?
森羅万象が、神が認めてはじめて起こるものだと考えると、何事も「ありがたく」受け取るようにしたい。
今日どこで何を見た、誰に会った、どんな考えが浮かんだ、というあらゆるイベントを神が用意してくれたものだと感謝して受け入れて、それらをすべて「美しいもの」として体験していきたい。