ピーナツおじさんの話

goro3582004-10-22

はて、どの本で読んだかなかなか思い出せない。ネットで検索したが元ネタが見つけられない。
イイ話だからあちこちで紹介されているとばかり思っていただけに意外だった。
うろ覚えで不正確かもしれないが、今のうちに書き残しておく。
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100年前のアメリカ。ピーナツをこよなく愛する農夫がいた。栄養価が高く、美味しいピーナツをもっと多くの人たちに食べてもらいたいと願っていたが、なかなか売れない。いよいよ経営に行き詰まり、男はすっかり弱りはてて、畑でピーナツに心の内を話しかけていた。「バターにしてみてよ。」突然、ピーナツが話しかけてきた。驚く男にピーナツは続けた。「僕を茹でてから潰してバターにするとイイよ。みんな喜んで食べてくれるよ。」男はさっそくピーナツバターを作って町で売り出した。それが大評判になった翌年、男の元にエジソンがやってきた。「私の会社にピーナツバターの商標特許を売ってくれないか?いくら欲しいか言ってくれ。」 男はしばし考えて「いえ、値段は付けられません。これは自然が与えてくれた知恵で、私のものではないのですから。」
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このおじさんの名前も忘れてしまった。ギフトというものをわきまえている人なんだなぁと感心する。ビジネスに長けていたというエジソンがすぐに引き下がったのも意外な話。
エジソンが残したという「天才とは1%のひらめきと、99%の努力である」の言葉が有名だが、僕はニコラ・テスラの「発明はオシャレな直感だ」という言葉の方が好きだ。
190センチを上回る長身でハンサムで億万長者。無敵の発明王エジソンを屈伏させ、ロイヤルソサイティ(英国王立学会)のお歴々を震憾させた「電気の天才」、ニコラ・テスラを知るのはとても面白い。
テスラ研究所HPでちょっと勉強 → http://www.asahi-net.or.jp/~ve3m-snd/index.html