冷凍マンモスの真実

goro3582004-10-21

シベリアの永久凍土が解けて、マンモスの死骸が出てくる。
マンモスといえば、1万年前の氷河期に絶滅した象の祖先だと教えられる。体高は3m、全長5m、体重は6t、長い体毛や厚い皮下脂肪で氷河期の寒さから身を守っていたと。それが、環境の変化、または人間が乱獲したために絶滅したんだと。
さて、冷凍の死骸を見て分かったこと。
まず、完全な冷凍保存状態であること。凍えて死んだものならば体温の影響で死骸の体内には腐敗が見られるはずなのに、腐敗はなく、あの巨体が瞬間冷凍されている。どうやらマイナス30度以下の強烈なブリザードが起こったとしか考えられない。
そして、胃袋からは食べたばかりで未消化のキンポウゲなどの植物が見つかっている。これらの胃の内容物は、温帯の気候に生育する植物ばかり。
あれれ、おかしいぞ。温帯じゃないか。毛が長いから寒い所の動物だ、とは早計だったようだ。暑い所に住むオランウータンだって毛が長いんだから。
そういえば、恐竜をDNA移植で現代に復活させるというジュラシック・パーク構想が真剣に研究されている。あの巨大な骨格を持つ恐竜が復活したとして、現代の地球の重力に耐えられるワケがない。映画「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵のあわれな最後を思い出す。(あれは未熟児状態だった) 恐竜は復活させても計算上では、すぐに心臓が破裂してしまうそうだ。
あ、子供の夢をこわしてはいけないから、こんなことを書くのはやめておくべきだった。