たま〜にアメリカンジョーク

和製アメリカンジョークの秀作があった。(中国人にはキツイ内容なのだがご愛嬌)

  • 日本では-

ある男が道に30文を落とし、それを見ていた男がそれを拾い返そうとした。
しかし落とした男は拾ってくれた男の善の心に感動し、その30文を受け取ろうとしない。
2人でその30文の譲り合いをしていたところに、通りすがって話を聞いていたもう一人の男が
その30文に10文足してこう言った。
「この40文を2人で20文ずつ分けなさい。30文落としたあなたは、もともと30文のところが20文になって10文の損。30文拾えてたはずのあなたも10文の損。わたしはここを通りかからなければ10文出すことは無かったんだから、これも10文の損。これでみんな平等だ。」
双方ともこれに納得し、場は円満に収められた。

  • ところ変わって中国-

ある男が道に30元を落とし、それを見ていた男はすばやく金を拾い懐に入れようとした。それに気づいた前者の男は30元を返すように迫ったが、拾った男は返そうとしない。殴りあいになりそうになったところにある男が通りかかり、30元のうち10元を奪ってこう言った。
「残りの20元を2人で10元ずつ分けなさい。30元落としたあなたは、もともと30元無くすところを10元返ってきたので10元の得。拾ったあなたも30元返さなきゃいけないところを10元貰えたのだから10元の得。通りがかっただけで10元貰えた私も10元の得。これでみんな平等だ。」
双方ともしばらく考えた挙句、結局3人で殴り合いの喧嘩が始まった

アメリカでは−
ある男が道に30ドルを落とし、それを見ていた男がそれを拾い落とした男に話かけた。
「私が拾ったのだから、私には半分を得る資格がある。15ドル頂くよ」
殴りあいになりそうになったところに別の男が通りかかり、30ドルまるごと奪ってこう言った。
「災いの元になるような物はこの世界から抹消すべきだ。この場合はキミたち二人の間から取り去れば十分だと考えられる。キミたちの間には和解が成立し、私は仲裁の費用として30ドルを貰う権利を得られる。全員の要求と権利は守られたわけだ。」
双方ともにしばらく話し合い、最高裁まで争う決意を表明した。

−大阪では−
ある男が道に100円玉を落とし、それを見ていた子供ががそれを拾い落とした男に話かけた。
「おっちゃん、百万円落としたで」