しあわせ者〜

goro3582004-11-14

テレビはあまり見ない方なのだが、そのくせ一人前にテレビ批評をしてたりするのだ。
たまに観る、というか、やっているのに気付いたらそのまま観続ける番組に「鉄腕ダッシュ」がある。TOKIOというグループメンバーが家を建てたり、農作業をしたり、と衣食住を自分たちの手でととのえて行く様子を紹介している。先日はマイタケを原木栽培していて、それを収穫して食っていた。実にイイ顔をして、美味そうに食っていた。しあわせが伝わってきた。
いわゆる売れっ子スターで金にモノを言わせてあらゆる贅沢ができる人たちが、素朴なことをしているんだけど、これが最高の贅沢なんだよなぁ。う〜ん、この人たちはしあわせ者だ。
「べらべらステーション」(だったかな?)という番組もたまに観ている。内容には興味がないのだが、香取慎吾くんの取り組み姿勢に好感を持っている。全然英語を話すことができないところから番組が始まって何年か経って、香取くんはすっかり日常英会話を習得した。これが僕だったら、とよく考えて見ていた。英語が分からないという恥をさらし、上達の具合まで視聴者に評価されて、相当なプレッシャーがあっただろう。僕なら逃げ出していたかもしれない。しかし香取くんはここまでやり遂げた。番組として支えてくれたスタッフも素晴らしい。タレントとして番組中で学習させてもらったことも恵まれた条件でもあるが、その過程を見守ってきた視聴者たちからのあたたかい応援が大きかっただろうと思う。う〜ん、この人もしあわせ者だ。
なんて、人のことをついうらやむ僕なのだが、しあわせを共有できていることに気付いた。それこそ、そんな僕がしあわせ者なんじゃないかとふと考えた。
先日、小林正観さんが二次会でこんなことを話してくれた。
〜会社に勤めている人は、人の役に立つことなど個人でできることを見つけて3年続けたら独立するとイイ。個人の信用をそのまま仕事に活かすのがおすすめです。〜と。
釧路での講演会テーマが「お金と仕事の宇宙構造」で、内容はお金の話が主だったので、二次会で仕事の点を補足してくれた形。
僕も独立して5年が経過した。あらためて「人に喜ばれる仕事」というのを心してやっていこうと思う。