天才か努力家か

goro3582004-11-18

夢を叶える人とは、努力をした人なのか、それとも天才なのか。
努力を苦にしない強い信念を持った人が夢を叶えるということだけなのかも。
ある少年の作文を見つけた。

「ぼくの夢」

愛知県西春日井郡 とよなり小学校 6年2組 鈴木 一郎
ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるためには練習が必要です。ぼくは、3歳のときから練習を始めています。3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが3年生のときから今では365日中360日は激しい練習をやっています。だから1週間中で友達と遊べる時間は5〜6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。そして中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そしてその球団は中日ドラゴンズ西武ライオンズです。ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
ぼくが自信があるのは投手か打撃です。昨年の夏、ぼくたちは全国大会に行きました。そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO.1選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうち、ホームラン3本を打ちました。そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。このように自分でも納得のいく成績でした。そしてぼくたちは、1年間負け知らずで野球ができました。だからこの調子でこれからも頑張ります。
そして、ぼくが一流選手になったら、お世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも「夢」のひとつです。とにかく1番大きな夢は、プロ野球選手になることです。
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これは大リーグで活躍中のイチロー選手、小学校時代の作文だ。
そういえばドリームズカムトゥルーの吉田美和さんもこんな作文を書いていた。〜私は有名な歌手になって、ふるさとの池田町でコンサートをやります。みんなを招待するから聴きにきてください。〜
素っ晴らしい!
毛利衛さんは宇宙飛行士になるためにどんな努力をしたか、と聞かれて
「努力はした覚えはありません。物心ついた頃から宇宙飛行士になるために必要なことをただやってきただけです。」と答えた。彼にとっては、良い成績をとるために勉強することも、専門的な学校に進むことも、技術を習得するための訓練も苦にはならず、楽しんで取り組んできただけで、夢が叶って宇宙飛行士になったのも至極当然な結果だったのだろう。
坦々とニコニコと飄々と黙々と、やりたいことをやり続ける人生なんて素敵だなぁ。
◇ 写真には勝手気ままなノイ君(5歳)を使いました ◇