ファチマの奇跡

goro3582004-12-12

「ファチマの奇跡」は1917年5月13日ポルトガルのファチマでのできごとである。

ジャシンタ(7才)とフランシスコ(8才)とルシア(10才)の3人が稲妻のような閃光を見て、そこで光に包まれて宙に浮いた貴婦人からメッセージを受け取ったところから始まる。
「私は天国から来た。これから6回、毎月13日の正午にここに来るように。」と。
2回目の出現:6月13日
約束のに3人が行く。噂を聞きつけて30人が付いて来ていた。
貴婦人ははっきりと聖母マリアと分かるように現れ、聖母はルシアとだけ対話した。ルシア以外の人たちには聖母の姿は認知されず、ただものならぬ気配を感じるだけだった。
3回目の出現:7月13日
群衆は5000人になっていた。同じくルシアだけにしか見えない聖母は彼女に「3つの予言」を伝えた。
第1の予言:第一次世界大戦が間もなく終結するが、以後はロシアが災いの中心となる。
第2の予言:大きな世界戦争が勃発する。〜第二次世界大戦として成就した〜
第3の予言:・・・ルシアは聖母に1960年まで秘密にするように言われた。内容は人類の未来についての重大なメッセージだとされている。
4回目の出現:8月13日
群衆は1万8000人。3人は地元憲兵に秘密を握っていると睨まれ身柄を拘束される。3人が不在のまま強烈な稲妻と光の乱舞が10分ほど展開された。3人は2日後釈放され、聖母はあらためて3人の前で奇跡を行なった。聖母は祈りの指示と、拘束に耐えた勇気をたたえ、そして約束の時間に現れなかったのは3人の責任としてとがめた。
5回目の出現:9月13日
群衆は3万人。ここでUFOとして人々の前に現れることになり、この様子は写真にも収められている。
6回目の出現:10月13日
降りしきる雨の中、ヨーロッパ全土から10万人の群集が集まり、大変な騒ぎになった。正午ぴったりに小さな雲の塊が3人の子供を包みこみ、やがて空中に消えた。そして衆人環視の中、ルシアと聖母との対話が始まった。すると、降っていた雨がピタリと止み、雲の間から太陽が顔を出した。突然太陽が震え始め燃え盛る車輪のように回転しながら、四方八方へ光を放射した。やがて動きが激しくなり、群集の頭上に急降下した。人々は罪状を告白したり、凄まじい叫び声を発した。太陽は元の位置に戻り、群集は胸を撫で下ろし、感動に打ち震えてクレドラテン語の教典)を合唱した。太陽が去ってから群集は仰天した。衣服も地面もすべて乾いていたのだ。
これが「ファチマの大奇跡」である。
メッセージはルシアだけに託された。第3の予言はバチカン教会に伝えられ、そのまま隠匿された。
バチカン教皇たちはこの予言の重大さに愕然として、以後頑なに口を閉ざしている。
世界に公表しなければいけない内容を封印してしまった。
3500年前にモーゼが神と契約を交わして、それから1500年後にイエスが神と新しい契約を交わし、そしてこのファチマの奇跡が3回目だったのではないか。
キリスト教世界はとてつもなく大きな原罪を負ったことになる。
ルシア周辺からの情報によると、この予言を公表しなければ人類は大変な裁きに遭うという。これで、キリスト教世界は破滅の道をハッキリと選択したことになる。
日本はキリスト教世界に取り込まれることなく、無縁でいたいものだ。