ガイア仮説

goro3582004-12-25

ガイア仮説』は1969年にJ.E.ラブロックが発表した、地球上の生命を育む仕組みを保とうとする意思を地球が持っているとするものだ。
僕にはしっくりくる考え方だ。動物にも人間の意思が通じているらしいし、魚や昆虫、そして無機物でさえ、無碍に扱えない。小林正観さんの話でお金が集まってくるイイ方法はお金が喜ぶ使い方をすることだというのがあった。お金はただのモノではあるが、人の扱い方によって思いを持った振る舞いをするという。投げかけたものが返ってくる、投げかけないものは返ってこない。人間関係もしかり、物質を介した三次元での現象もしかり、ただ壁があって、投げたボールがはね返ってくるだけかもしれない。
人に対してぞんざいな態度で接するとそれなりの対応で返されるのが当たり前だ。
壁にいい加減な球を投げると、あらぬ方向に球がはね返る。
気持ちよく壁とキャッチボールを続けるためには、と自ずと振る舞いが分かってくる。
または鏡があって、しかめっ面の自分が映ってイヤな気分になるだけのことだ。
原初から地球上に人間か神の意思があって、それに見合う環境が存在しているだけのことなのかもしれない。
こんな科学とはおよそかけ離れたアイデアガイア仮説によって真実味を持つことになった。
■GAIA仮説【量子論複雑系パラダイム】「熱力学の法則に従えば、地球はとっくに平衡状態に達しているべき」■
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/265.html
メチャメチャ面白い!!
例えば地球上の大気。
酸素21%、窒素79%というのが地球の大気の組成比。ここで空気中の酸素がわずか1%増えて22%になったとすると、山火事になる危険性が70%も増加するそうだ。 
25%になるともう最悪で、雷ですぐに火事が起こり、地上は全て焼け野原となってしまうと。反対に酸素が20%を切ると現存の陸上生物はすべて生存できなくなるとか。
今の大気成分の濃度はたまたまそうなったわけではなく、なるべくしてなった、それ以外にない絶妙のバランスなのだ、と。
素晴らしいデザインで地球環境は成り立っている。
酸素21%・・・酸素は元素記号がO。Oは15番目のアルファベットで1+5=6で、6+2+1=9。9はカブとしても最強で完全数である。
きっとこの辺が地球デザインの基礎になっているのかもしれない。
ところで、今年の夏は酸素ブームだった。
高濃度の酸素を吸入してリフレッシュや疲労回復しようと、東京などで酸素バーなるものまで登場した。
ベッカム様もケガの回復に高濃度酸素カプセルに入ったりする騒ぎだったが、どんなものだったのか。
地球が酸素濃度をここまで絶妙にコントロールしているのに、浅はかな知恵で酸素を扱ってイイものだったのか、考えてしまう。
テレビでは説得力を顕示して高濃度酸素を吸えば視力が即時に改善する実験を放送していた。あれはその場では効果があるのかもしれないが、そんなことを繰り返した場合のダメージについては検証されていない。
砂糖やカフェインが入った栄養ドリンクを飲んで、血糖が上昇して代謝が活性化して気分も高揚するのと同じではないか。その後、血液中の糖分を調整するために緊急事態になって大量のインシュリンが分泌されることによって起こるすい臓のダメージなどについて、メーカーからも正しく消費者に伝えられることはない。
僕たちは賢くならなきゃいかんっちゅうワケ。因果応報。無知を無自覚にして体を蔑ろにすると体に裏切られて健康を損なう。
そして消費者をおちょくるメーカーは自らの首を絞めて淘汰されることになるのだ。
地球を大事にしない者は地球に大事にされないってことでしょ。肝に銘じなきゃ。