パチンコ(パは点滅中)

goro3582005-01-31

1月16日のこと。ももの誕生日、たまたま仕事の打ち合わせがあったので札幌に行っていた。代理店仲間が集まってみんなで食事に行く予定だった。熱烈歓迎ムードだったので「これは食事をゴチになれる」とほくそ笑んで、約束の時間に着いてみると、「食事は札幌の代理店だけで行くことにしたからまた後で合流しよう」と言われ、呆気にとられた。
あ〜あ、ももを怒らせたら怖いぞぉ〜。って、怖さを思い知らされるのは僕だけなんだけど・・・。
ということで食事のアテが外れて3時間も持て余すことになった。さて何を食ったらイイものか。この流れだと誕生日だからといって僕が食事をおごるハメになってしまう。金欠状態だった僕は「大して腹も減ってないからイイっかぁ」とうそぶきながら当てもなく車を走らせた。9時に合流した時にきっと何か食わせてくれるに違いないなんて頭もあったりして。
そんな時、ももがパチンコに行きたいと言い出した。賭場でいいように金を巻き上げられて、その金が朝鮮に流れているんだからけしからん!と言いたいのを抑えて「誕生日だから大当たりするかもよ」と顔をひきつらせて同意した。
パチンコなんて何年ぶりだろうか。適当に目に付いたパチンコ屋に入った。臆病な二人は3千円ずつにぎりしめて突入したもののあっという間にスッカラカン。あぁ、また朝鮮に資金を送ってしまったとうなだれて、スゴスゴと退散した。
また車を走らせると、ピザ屋を始めた友人の店の前にさしかかった。挨拶をしていこうかと思ったものの、駐車場がない。裏手に回るとデカいパチンコ屋が待ち構えていた。友人のことはすっかり忘れて、ここであったが百年目、二人は無言のまま勇んでパチンコ屋に突入。
そこで目にしたものはなんとフィーバー台の「エヴァンゲリオン」!!
小心者のせいで平台しかやる勇気がない僕なのだが、これにはマイッタ。エヴァがパチンコになっていたとは!!もう涙があふれてきた。この機種は大人気のようで、1席だけしか空きがなかった。とにかくそこに座って打ち始めた。これがまた泣かせるセリフを出してくる。もう幸せの絶頂だった。周りから見ると究極のオタク現るの図っだたろう(^^*)
思わせぶりなリーチが繰り返される。気が付くと、3千円分がなくなっていた。急に現実に引き戻されて目の前が真っ白になりかけた時、ももが様子を見にやってきた。あっけなくやられたらしい。幸せそうな僕の顔を見て500円分残っているカードをくれた。
あと少しだけ至福を味わうことができるのだ(感激!)。すると、大げさな画面に変わった後で、エヴァのテーマ曲が流れ出したではないかっ!大当たり(≧◇≦)ノ
何とそれから連ちゃん状態に突入。人生初の2箱を更新して、たまること、たまること。ももは打ち合わせに合流し、僕はパチンコ大当たりにより会合を欠席(汗;)
結局12連ちゃんで11箱になってしまった。換金してみると8万円!大金を握りしめ、ヤクザが後をつけてきていないかキョロキョロしながらそそくさと車に乗り込んだ。
果たして僕は朝鮮への資金送金を見事に阻止したのだ。その晩は実に大仕事を終えた充実感でスヤスヤと眠りについたのである。