乾布摩擦

goro3582005-02-01

友人が喘息を克服した話を教えてくれた。彼女は子供時代、ずい分と喘息で苦しんでいたのだという。それが乾布摩擦が喘息治療に良いと知ってから、毎朝裸になって手ぬぐいで全身をこすっている内にどんどん改善していったのだと。中学生にもなるとそうそう裸でそんなこともやってられないので習慣が薄れたというが、やれば確実に効果があったのだそうだ。
「喘息の人は副交感神経の機能低下によって気道が過敏になっているので、皮膚を刺激して調整するのに乾布摩擦が効果的なのだ」とする専門家もいる。
皮膚刺激って大事なんだよなぁ。朝に顔を洗うっていうのも脳みそに何かしらのスイッチが入る行為だと思う。力士が取り組み前に顔を叩いているのもこんな意味なのだろう。
数年前にピーリングの講習を受けた。他人の顔に触れるという機会はあまりないので緊張したが、「作業をしていない左手をそっと触れておくことが相手に大きな安心感を与える」というコツを教えてもらった。やってみて、そしてやってもらってなるほどと納得した。
これが男同士だとたまらなく気持ちが悪いものだ。女性とだったら実に気持ちがイイ。(僕はそう思うが相手の女性の方はそうは思っていなかったりして・・・)
陰陽のバランスからいって、男女の組み合わせが理想的なんだからイイじゃん!と主張するのであった。
確かマクロビオティックの久司道夫先生は乾布摩擦は、お湯を固めに絞ったタオルで体をこするように書いてあったハズ。きっと乾いた布と湿った布の使い分けがあるんだろうな。
ところで僕はずっと「寒風摩擦(かんぷーまさつ)」だと思っていたようだ。さっき変換した漢字を見て気づいた。いやはや、よそで恥をかかずに済んだ( ̄◇ ̄;