今日は耳の日

goro3582005-03-03

3・3は音でもみみの日、象形でも耳の日だ。
耳は陰陽五行では腎の気とつながっている。耳の不調は腎臓の不調からくるということ。
現代人を見ると、耳が小さくなって、位置が上方につき、肉食獣のそれのように上がとがっているのがよく目につく。
食べ物が人間を作るという観点に立てば、胎内にいる時の母親の食事がより肉食であれば、犬や猫のように耳が上方に付き、とがって生まれてくるということになる。
小さいという条件には胎内の羊水の汚れと母親の腎臓の不調が考えられる。
アメリカの産婦人科学会では羊水の重要性から「妊婦は良い水をたくさん飲みなさい」と繰り返されたが、日本ではまだそんなことを教えてくれる人がいない。
こんなこと医者じゃなくても教えてくれる人がいてもイイと思うのだが・・・。
日本人の国民病というのが腎臓病。魚の油が腎臓に取り付いて機能低下を引き起こす。腎臓が悪くなると、水分代謝が悪くなって、むくみになって現れる。そして冷え。汗をかかなくなって、尿が減って汚れ、脳の電流に影響を及ぼし、ひがみ感情や不安症を引き起こす。
昔の人は腎臓と豆の形が相似していることから、腎臓を良くするには小豆などの豆類を食べるように言っていた。栄養成分を分析してみたら豆類には確かに腎臓に有効だと分かったのだ。大根も大変役に立つ。大根については改めて書こうと思っているが、魚の油を溶かしてくれるありがたい食材だ。アトピーの子供に大根おろしをたくさん食べさせたら治ったなんて話も多い。
健康法で、両耳を両手の平でわしわしとこするというのがある。
昔はワンパクな子供は大人に耳を引っ張られたものだ。素行の悪い子供ほど耳を痛がったもので、耳は腎臓の不調をみるバロメーターだったのだろう。
時々思い出して耳のツボを押してみる。
思わず「イテテテ!ゴメンナサイ。もうしませんっ!」と言ってしまうのである。