ぷは〜っ、久しぶり

よっこらせっと

今月の頭に、新店舗に移転して威勢良くいくところだった、が・・・。
思いの他、資金繰りや改装が大変で未だに引越し日も決まらない。この日記もすっかり止まってしまった。(皆さん、ちゃんと心配してくれてましたか?あ、そうですか。かたじけない。)
5月末に物件を決めて、6月の9日にはオープンできるだろうと考えていたのがアリが寄って来るほど甘かったのだ。
借りた物件が以前設備屋さんだったので、倉庫部分には頑強な棚がくくりつけてあって、それを解体するのに僕の素人仕事でケガをしながら三日もかかってしまった。
さて、とトヨクラさんに見積もりをお願いしたら的確な(一般常識)アドバイスを山ほどもらい、ごろももコンビの無知さが次々と露呈していった。気が付くと必要な工事項目の雨あられ
これじゃぁ、僕の小遣いの5百万円なんかあっという間になくなってしまう。(冗談)
ももと一緒に意気込んで、金をかけずに自分たちの手で改装するぞ!と言っていたのが、みみる内にトーンダウンしてしまった。先日せっかく三菱マテリアルに作らせた金塊をもう削らなければいけなくなってしまった。(これは冗談)
そこに札幌のさだちゃんから心強い励ましの電話がきた。
「改装に金かけなくてもそれらしくできる方法があるぞ!」と。
さだちゃんは中古プレハブを格安で買って、ほとんどもらい物ばかりで自分で家を建てた猛者なのだ。またアイデアをいっぱいもらったが、いかんせん、ど素人の僕には真似できないものが多くて、トヨクラさんのアドバイスを受けて要所要所で業者さんに依頼していくことにした。
まずはいつもお世話になっている設備屋さん(田村さん)に浄水器を新店舗に移動することから始めたが、移転先は築21年で元栓がサビだらけで、とても浄水器を設置できる状態ではなく、田村さんに「はつり工事」を依頼。
それで打ち合わせや調整で3日ほど待機している内に、床上げして断熱工事の方を進めた。
大工は田中ちゃん。ところが頼みの田中ちゃんは忙しくて手伝いに来てくれるのが夜7時半。それからトンテンカンやってもせいぜい2時間程度。これじゃぁ何日かかることやら分からない。
さだちゃんの右腕の對馬さんを札幌から呼び寄せて改装を指示してもらった。
その對馬さんの仕事ぶりといったら、それはそれは素晴らしいものだった。
三日間釧路に滞在してもらったのだが、壊れた扉のレールは打ち直してセメントを入れるわ、電気工事もするわ、内装塗装に外壁のペンキ塗り、ちょっと手が空いたら率先して掃除、と七変化で働いてくれた。
バリバリで明るい對馬さん、この滞在中に59歳の誕生日を迎えた。しかしそうとは思えないくらい若々しい。それに言うことがすべてポジティブで、聞いていて実に気持ちがイイ人だ。
お礼とお祝いをかねて食事(飲み)に出た。ご機嫌の對馬さんは矢継ぎ早にビールをジョッキで7杯も飲んだ。つられてごろ&ももも酒を飲んで、見事ドツボにハマって二日酔い。
對馬さんは何事もなかったように翌日、車を運転して札幌へ帰っていった。恐るべし。。。
ごろは最悪の二日酔いで残ったペンキ塗り。ペンキのせいで三日酔いを味わってしまった。
そんな調子で、ごろももの改装工事はまだまだ続くのである。