復活ごろ指

あ〜食いたい

お店の玄関前に木の輪切りをインターロッキングのように埋めることにした。
阿寒の小川さんのアイデアで、それイイねと言うとすぐに作って持って来てくれた。
さてごろ&もも二人で土木工事に取り掛かる。
イヤミのように暑い8月15日、大汗をかきながら玄関前を掘った。
10センチ掘り下げて砂を敷いて、表面を均してから木を埋め込む。
木をセットして杭打ちに使うハンマーを使って叩き、レベルを合わせていく。
その時、左手人差し指をハンマーで叩いてしまった。
あわてて指にフ〜フ〜した。しびれた感覚からやがて鈍痛が蘇ってきた。
あぁ、ここまで2ヶ月の間、慎重に作業を進めてきたのに・・・・。
カッターで手を切らないように、電気ノコでケガをしないように、梯子から落ちないように、ももに軽口を叩いて前歯を失わないようにって・・・。
指の骨は大丈夫だろうが、爪が心配だ。周りの人に聞こえるくらいのズキズキとともに段々と指が変色してきた。爪の方は白っぽくなっているが、指の腹の方はぶす紫で鬱血している。腫れがひどくて、寝る時も何かに触れるのが恐怖で参った。爪が死んでしまうのではと心配になり、里芋粉で湿布をした。火傷のような痛さが里芋粉のおかげで幾分ラクになった。
2日後、ズキズキは治まった。左人差し指が使えなくなると不便なのが鼻掘りだ。
驚いたことに鼻の穴に人差し指が入らないのだ。神様は存分に鼻を掘れるように、人差し指と鼻の穴をジャストサイズにデザインしてくれていたのだ。
腕の長さは小便する時にもちゃんと補助できるように、そして耳には鉛筆をはさめるように。
指は鬱血のせいでパンパンになっている。病院に行ったら切開されるのだろうか。腫れた指を友人のロクに見せたら、「爪がはがれることになるかもな」と言った。ももも心配してくれて、「指をハンマーで叩いたせいで命を落とした人はいないから大丈夫」と励ましてくれた。
1週間が経ち、ようやく人差し指のシビレが治まり、感覚が戻ってきた。初期の里芋湿布が良かったのか、すっかり腫れがひいて森高千里のようなピンクの指に戻っていた。
爪の根元には打撲の名残りの跡が残っているだけで爪がはがれることはなかった。
ヨカッタヨカッタ(*^^*)