ビールだって自分で作りたいっ

寝るぽ

手作りビールの手順を書いておきます。
しっかり自分のノートのようにブログを使ってマス(^^;)
●用意するもの
ビールモルト(1.5kg)、水(16〜18リットル:但し、塩素入り水道水やアルカリイオン水はダメ)、砂糖(500g:てんさい糖や黒糖、水飴など)、発酵用ポリタンク、温度計、ビール瓶(大瓶で30本くらい)、王冠、打栓器
●手順1
空気中のホコリがないように環境を整える。居住空間であれば人気がなくなってから4時間以上おくのが理想的。清潔な服装で、心を鎮めて、神聖なビール作りに取り掛かる。
●手順2
ポリタンクに水を10リットルほど入れておき、常温にしておく。2〜3リットルの水を鍋に入れて60度まで加熱する。予めビールモルトも温めておくと楽。
●手順3
60度のお湯にビールモルトを入れて、砂糖500gを入れて、よく溶かす。
●手順4
ポリタンクにモルト溶液を注ぐ。この時、ポリタンクの水とモルト溶液が混ざって大体30〜40度になるように残りの水を温めたりして調節する。
●手順5
タンクのフタを締めて、しっかり泡立つまで攪拌する(ダイナミックにタンクを振り回して、空気がまんべんなく行き渡るようにする)。
●手順6
1時間以上静置して、泡が収まったらイーストを投入する。・・・エール発酵の場合。
(ラガー発酵であれば泡がある内に酵母を投入できる。)
8日から10日、17〜20度の温度で一定させて、一次発酵させる。タンクの空気穴は開けておく。
●手順7
溶液の上面の泡が収まってアルコール臭が落ち着いたら一次発酵完了。
瓶詰めに移行する。
●手順8
しっかりフタを締めたタンクをそっと縦にしてテーブルの上に置き、お尻の方に本などをはさみ入れ注ぎやすくする。瓶の口は上から5センチの余裕を残してビールを詰める。タンクの底に溜まったオリが混ざらないように瓶詰めを終える。
●手順9
並んだ瓶に二次発酵を促す「プライムシュガー」を入れる。大瓶630mlに対して5gくらい。反応して泡が吹き出すことがあるので慎重に。
●手順10
王冠を打つ。砂糖が溶けるように瓶を振る。そして二次発酵させるためにまた18℃前後で5日間保管する。
●手順11
二次発酵が済むと次は熟成5日間。15℃以下の涼しい場所に置く。
●手順12
20日間お疲れ様。これでやっと完成!活きたビール酵母入りの本物ビールを心行くまで味わうべし。
*** 出来具合い
酸っぱい場合は空気中の雑菌か、タンクや器具が不衛生だったことが考えられる。
甘い場合は発酵が不十分で、糖分が残っている。発酵温度が足りないかイースト、酵母が弱い。
ヌカ臭い場合は酵母が多かったか、一次発酵が長すぎたことが考えられる。またはビールに下手な歌を聞かせてしまったのかも・・・。