秋分の日の秋晴れ

昨日の釧路はしつこい雨だった。今朝はお見事な秋晴れヽ( ・∀・)
これから冬にかけての釧路は晴れが多くて僕の大好きな季節なのだ。
学生時代から登山を始めたのだが、趣味が高じてというのか、毎年この時期は特に気ばかりあせってあらゆる失敗を重ねて醜聞の日ばかりをやってきた。
だってだって、山の紅葉が気になるのだ。ひと雨降る毎に紅葉が色褪せてしまうのだから９月の中旬は大雪山の銀泉台、沼の原、沼の平、東大雪の石狩岳、ニペソツ山などで紅葉の盛り。９月１５日にトムラウシ登山に行って小屋泊したら朝に凍りが張っていて感動したなぁ。寒くてエライ目に遭ったことも。年毎に紅葉の色づきに差があるのだが、今年はかなりキレイなようだ。あ〜、行かなければ。気ばかりあせって仕事も手につかない。さっきトイレに行ったが流したかどうかも覚束ない。
思い出すなぁ。５年くらい前かな。この時期に愛山渓から沼の平に紅葉登山にパートナーと出かけて、下りになったらヒザに激痛が走った。その前年にトムラウシで痛めたヒザがまたしても大変なことになってしまい、歩けなくなってしまった。びっこたっこしながら、何百回もギョエーっと悲鳴をあげながら木につかまる度にバキバキ枝を折り（環境には相当な被害）真っ暗になってようやく下山した。パートナーにも悪夢だったことだろう。その夜は天人峡温泉に宿泊することになっていてなんと迷惑なことに８時過ぎにようやく辿り着いた。部屋に案内されると階段を越えて奥へ奥へ進む。ヒザが痛くて旅館内でもギャーギャー。さて部屋から風呂までがまた遠い（涙）。白目を出しながら、棺桶に入るようにして湯船にボチャッ。見ると奥にもう少し大きめの湯船があって、「あっちの方があづましいや」と、ヒョイ、スタスタと湯船を移動した。あれ？？
今確かに、身軽に移動した。あれ？ヒザが痛くない。
湯船に浸かりながら何やら温泉の効能書きを読むと、
天人峡温泉：昔から野生動物が怪我を癒しにこのお湯に浸かりに来ていた薬師の湯で、温泉を開いてからも旅人の脚の疲れがたちどころに治ったり、腰痛の方がこのお湯で治ったりで「奇跡の湯」と云われている
参りました。温泉にはこんなにスゴイ効能があるのかと感嘆させられました。