処女懐胎を信じますか？

米国民７９％が「聖母マリアの処女懐胎信じる」

【ニューヨーク５日共同】
新約聖書のキリスト降誕の話で聖母マリアの処女懐胎を信じている人は、米国民の７９％、キリスト教徒では８７％に上ることが米誌ニューズ・ウイーク（電子版）が５日報じた調査でわかった。
反対に「信じていない」と答えたのは米国民のわずか１５％で、クリスマスを目前にした季節的な調査ながらも、米国民の「信仰の深さ」があらためて浮き彫りになった。
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う〜ん、不思議な人たちだなぁ。これがキリスト教原理主義政権国家なんだなぁ。
さらに驚いたことに、「進化論を理解できる」というアメリカ人が、なんと３５％だという！
僕だって進化論以外の説を支持しているが、進化論はもちろん理解できる。
アメリカ人の信仰心の強さはそのまま、思考の偏りになっている。
ブッシュとケリーの選挙戦の時に、国民に聞いていた。「ブッシュがイラク開戦の理由に挙げた大量破壊兵器の存在は無実になりましたが、どう考えますか？」・・・すると多くのアメリカ人は「今さらそんなこと気にする人はいないよ。」だと（呆）。中には「テロの脅威を排除しなけりゃいけない。アメリカは、されたらそれ以上のことを仕返しする国なんだ。」と真顔で言うのもいて、ズッコケてしまった。
イエス・キリストは「右の頬をぶたれたら左の頬を出しなさい」と言ったはずだが・・・。
イエスのキーワードに「裁き」がある。正義のためには悪を裁く。それでは、自分が正義になるためには悪を創出すると良いという方便にも使われてしまう。
裁く者は裁かれる、剣の上に立つ者は剣に倒される、という法則がある。
イエスは十字架に磔された時に「エリエリレマサバクタニ」と言ったのも皮肉な話だ。
一方、釈迦なら「右の頬をぶたれたら」どう言うのだろうか？
小林正観さんはこう答えを導き出した。
「右の頬をぶたれない人になりなさい」